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謎解き 関ヶ原合戦 戦国最大の戦い、20の謎 (アスキー新書)

,桐野作人

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によって 桐野作人
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作者 : 桐野作人
コレクション : 本
ISBN-10 : 4048860747
発行日 : 2012/2/10
本のタイトル : 謎解き 関ヶ原合戦 戦国最大の戦い、20の謎 (アスキー新書)
平均的な顧客フィードバック : 3.8 5つ星のうち(8人の読者)
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内容紹介 戦国最大の合戦にして、並み居る武将の人間ドラマの集大成、豊富な史料からその実態に迫る関ヶ原合戦研究の決定版。 内容(「BOOK」データベースより) 慶長5年(1600)9月15日、徳川家康と石田三成が覇権をかけて戦った関ヶ原の戦い。豊富な史料や研究書などを読み解いていくと、家康の会津征伐、義に殉じた大谷吉継の西軍加担、島津義弘の戦闘不参加、小早川秀秋の日和見などの通説が覆される。はたして諸将の思惑や作戦とは―天下分け目の関ヶ原合戦の全容がいま明らかに。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 桐野/作人 1954年鹿児島県生まれ。歴史作家・歴史研究者。歴閉史関係の出版社編集長を経て独立、戦国・織豊時代、幕末維新を中心に執筆活動を行う。豊富な史料に裏打ちされた独自の視点は読者や学界からも評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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著者は以前、学研M文庫でも関ヶ原合戦の本を出しているが、今回20の項目に分けた事により、更に読みやすくなっている。関ヶ原合戦について一から説明するのではなく、既に読者に基本的な知識があることを前提に、更に深く掘り下げている。著者が九州出身なためか、島津について擁護する記述が目立つ。桐野作人に限らず、九州の歴史家は、九州の英雄を持ち上げて、他を貶す傾向がある。この本でも島津だけが見直されている。またこの本とは関係ないが、著者はtwitterで政治的なことも呟いている。著者を知らない人のためにいくつか取り上げるので、参考にして欲しい。石原元都知事の尖閣諸島購入について、「石原は憲法改悪ができそうもないので対中戦争始めてしまえば、憲法は廃棄されたも同じだと思っている。」と発言。(憲法改正ではなく憲法改悪、つまり著者は護憲派)また、「そもそも尖閣列島がわが国固有の領土なのか、歴史家には検証すべき問題のはず」と、尖閣諸島が日本の領土であるか疑っている。「対中戦争が始まったら、中国は核ミサイルを使ってでも勝つまでやめませんよ。両国の軍事力、どちらが強いか明らか。中国は80年前の軍閥じゃないんだから」とも。(中国は強いから戦争するな=つまり中国の領土的要求をのめと言っている)また、「最近中国も明らかに膨張主義に転じている。だから、尖閣問題では周恩来やトウ小平など建国の父の原点に返れと強く要求すべし。それこそ外交だ。」とも。(そんなことを要求したくらいで中国が変わるなら苦労はしない、非現実的)

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