スペイン語会話のための文法入門―必要なことだけやさしく、分かりやすく

ちょっと古さが目立ちます。（CDはなくテープ。それも別売り）中身もこの当時なら良かったのかもしれませんが、現在はこの本よりもいい書籍が増えてきました。この出版社の本は総じて高いので、価格が２１００円で高いのも普通かもしれませんが、白水社の「改訂スペイン語の入門」やナツメ社の「３０日で学べるスペイン語文法」に比べると見劣りします（この２冊はCD付きです）。中身の濃さもこちら２冊のほうが上です。この本は以前持っていましたが、もう今の時流には合わないと思い、処分しました。改訂してるんですかね？。表紙も昔のままなので。著者のかたもチェックしているのか不明。内容は、文法中心の説明があって確認の小テストがある、スタンダードなもの。カラー印刷ではありません。分かりやすくとありますが、ちょっと説明が不足しているところもあり、「なんでこうなるのか？」という回答は得られにくいのが難点。解説が無い。独学だとなおさらわからない。どちらかというと、大学などでちゃんと勉強したかたの復習用としてなら、まだ使える。これから購入するのなら、先ほど比較した２冊かもう少し高くてもいいのでしたら、大学書林の「超入門スペイン語」をおすすめします。大学書林の本のみテープ別売りです。南雲堂さんもっと低価格で質の良い書籍をお願いします。